スピリチュアルに興味を持ったきっかけ <16>
ピアノの生徒のおばさんはやはり、私の人生の登場人物の中では超重要人物だったと思います。
ピアノのレッスンへ行くといつもだいたいお昼を一緒に食べました。
おばさんが作って下さったり、一緒に出かけて外で食べたり。
私は実家が埼玉なのに北海道で離婚して離婚後も北海道で暮らし、親も親戚も身内はひとりもいない環境で子どもと暮らしていたので、何かとおばさんは私の事を娘のように心配して下さり、三人の息子が道外で暮らしてちょっとさびしいおばさんの事を私も大切に思っていました。
ちなみにこの頃確かおばさんは、70歳くらいで私の母とひとつ違いくらいでした。
ある日おばさんの友人がレッスン後に遊びに来ました。
おばさんが呼んでいたのです。
世間話をした後、その方が私に言うのです。
「わかった?二ビルだよ、二ビルって検索するんだよ、必ず検索してみてね」
なぜその方が私にこんなことを言うのか、さっぱり私にはわかりませんでしたが、家に帰った私は早速ネットで検索してみました。
ずらっと並んだ中から私が見た物はこれでした。
ニビル最新情報&アセンション!: ホウホウ先生の開運ブログ
二ビルがどうこうよりも、このなんとも不思議な世界に引き込まれ、ここから私のスピルチュアル探求意欲が湧き、たくさんのスピリチュアルブログや自己啓発本とよばれる本のたぐいをたくさん読み出したのでした。
きっとおばさんの友人に託されていたのです。
私をスピリチュアル探求に向かわせるスイッチが。
ツインレイと出逢い、覚醒しアセンションする。
まさに覚醒への第一歩が、ここからスタートしたのだと思います。
離婚してすっきり、幸せになる
「離婚」という言葉からは、人生の失敗 悲しい という暗いイメージがあるかもしれませんが、私と子どもたちは離婚した事でのびのびと暮らせるようになりすっきりとして、言いたい事言って食べたいもの食べられる自由な毎日になりました。
いかれぽんちに書きそびれましたが、私が三人の子どものおやつ用に三個パックのプリンを買っておくと、夫がひとつ食べてしまいます。二つしかないプリンを見つけた三人の子はどうしたかというと、双子と5つ離れた幼い三男が「俺はいいよ、兄ちゃんたち食べていいよ」と言ったのです。衝撃的で忘れられません。この事件後は仕方ないので、三個パックのものは二つ買うようにしました…。夫用のおやつも買って置かないと俺の分がないと怒るからです。
子どもにガンプラを買った時もそうでした。俺も欲しいというので仕方ありません、三人の子どもと夫にも買ったのです。
食事のメニューも子どもの好きな物が続くと文句を言われます。
なので結婚している時は、私も子どもも父親のご機嫌を損ねないようにいろいろ配慮して過ごしていました、あぁ…なんてこった。
ですから、離婚して夫がいなくなってからというもの、みんな明るく生き生きとしてきました。
三男だけは新しい環境を受け入れるまで少し時間がかかりましたが、私と双子はすぐ、前だけを向けるようになりました。
我慢して我慢して暮らしているより、離婚した方が幸せになることもあるんですよ。
そして出逢ったのが、トヨタさんだったのです。
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俺の金をじゃーじゃー使いやがって
離婚を切り出して思いも吹き出したのか、夫は私に「俺の金をじゃーじゃー使いやがって」と言いました。
私はじゃーじゃー使っていません。
大学を卒業した彼は東京で就職したのですがうまく行きませんでした。それで、北海道へ帰って教員になり結婚しようという話になって、私の北海道での結婚生活は始まりました。
夫は、新任教師の初給料から私に全部お金を預けました。
私もお金の管理は初めてだったので、使い道内訳の詳細は相談して決めました。
毎月のお金の使い方も紙に書いて詳細を説明し、これこれこういう使い道があるから、あなたに渡せるお金はこの額になるんだよ、ボーナスの使い道についても詳細に説明してきたにも関わらず結果は、じゃーじゃー使われたでした…。
世の中の夫婦のお金の管理の仕方はいろいろなのでしょう。
夫婦が納得していればどんなやり方でも良いと思いますが、こんなに大変な思いをして罵られて終わりとは、ずいぶんと大変な学びでした。
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離婚のきっかけ
双子が小学校高学年頃にピアノ教室を始めたので、完全な専業主婦ではなくなりましたが、稼ぐお金はたかがしれていました。金銭的な事を考えると、やはり離婚は子どもがもっと大きくなってからにしようと私は考えていました。
しかし、夫が先にぶち切れて離婚を言い出したのです。
何にきれたかと言うと、三回連続スピード違反で検挙され、免停を免れるための講習を受けるための費用を家計から出すか、夫の小遣いから出すかでもめたのです。
私はただでさえ火の車の家計なのに、懲りもせず三回も捕まるなんて自業自得という思いもあり、家計からはそんなお金は払えないと言いました。
それで、夫は朝ご飯をひっくり返し、離婚しようという事になりました。
夫の怒りが静まった頃、私は平静を保ち、素知らぬ顔をして普通に戻そうとしましたがダメでした。夫は私に気を遣われるのが嫌だと、とっとと自分の実家に帰りました。
無料法律相談などへ行き離婚するにあたって相談しましたが、お金のない人から借金をさせてまで慰謝料は取れない、生活保護まっしぐらになるから何としても離婚はやめなさい、とアドバイスを頂きましたが、子どもと私の幸せのために離婚する事にしました。
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すばらしい いかれぽんち その2
そして、彼が放ったこのひと言が私に離婚を決意させました。
『一銭も払ってないくせに、文句言うな』
これは実際に離婚する10年前くらいから、何度か言われました。
最初にこれを言われたのは、私がパソコンの使い勝手に要望を話した時です。
俺が働いた金で俺が買ったパソコンだ、「一銭も払ってないくせに、文句言うな」という事でした。
これを言われた私は、プチ家出をして気晴らししましたが行く所もなく仕方なく戻りました。
専業主婦の私はお金を稼いでいませんでしたから、すべてにおいて一銭も払っていません。
これはもうダメだと思いました。
あんたが食べてる物は、私があんたの稼いだ金を使って買い物して来て私が作った物だし、脱ぎ捨てておけば洗われて引き出しにしまわれている衣類は、私が無償でやったものだ。
こんなこと言っても仕方ありません。
この言葉を聞いてからは、これはもう本当に結婚に向いていない人なのだとわかり、子どもが大きくなったら離婚しようと心に決めて、諦めて結婚生活を送っていました。
ですが、私が思っていたより早く離婚することになりました。
その原因は…。
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すばらしい いかれぽんち その1
当然のことだとも思いますが、私の教育観は育った環境や状況で培われていったものだと思います。母の事は少し書きましたので、今度は元夫の話です。
彼が結婚生活18年で車を12台買った話はもうしました。
離婚 - ツインレイに出逢った私に起きた奇跡
「俺は自分さえ良ければいいんだ」
これが彼の本心だと思います。離婚後に元夫本人が私に言っています。
まずは、どこで話しても大笑いされ呆れられる出来事から。
なんと彼は美容整形したいと言い出したのです。
結婚後三人の息子の父親の立場でです。
整形したい場所は、耳。
顔の横、出っ張って付いている耳の形が左右対称ではないのが気になると言います。
ちゃんと左右対称にしたいと言います。
私「えぇ〜!!そんな所気にした事ないし、そのままでいいんじゃない」
彼「俺は今までずっと嫌だったんだ!!」
ただ口で言うだけでなく、実際に病院巡りをして、保険適用外になり費用が高いと言う事でさすがに諦めていました。
ちなみに彼の見た目はイケメンらしく、近所のお母さんたちには評判でした。
チュートリアルのかっこいい方、V6の岡田くんに似ている感じです。
耳の整形は諦めましたが、歯の矯正はしました。
双子の歯並びが気になるけれど、二人分の費用を払う余裕がないので諦めていたのに、自分の歯の矯正はどうしてもしたくて、夫の実家に費用を工面してもらって矯正はしました。やれ金具が外れたとか思うように食事ができないとかで、たいそう不機嫌な日々を送る事になりましたが、本人は満足なのでしょう。
つづく…
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では、なぜ結婚したのか
うまくいかない事を察知していたにも関わらず、なぜ結婚したのか…
それはズバリ 母親が大嫌い だったからです。
一刻も早く家を出たくて結婚することにしました。
彼と幸せになりたい♡ という思いよりも脱出願望の方が強かったです。
私は小さい頃からず〜っと、母親が大嫌いでした。
母は、子どもの目の前で父親を罵り罵倒しまくっていました。
その原因は、日常の些細な事や、仕事のことなどいろいろです。
なので日常茶飯事です。
私は父に特別な思いはありませんが、子どもの頃アスレチックなどへ遊びに家族で出かけた時には、他人の子どもの面倒も見てあげている父を、子どもなりに頼もしく思って眺めていた覚えがあります。
母が嫌いな理由は、父を邪険にしている所ばかりではなく、私に興味がない所も不満でした。
私は、中学時代は吹奏楽部、大学は音大だったので、発表の場である演奏会が年に数回ありました。しかし、私が強く勧めた大学最後の演奏会以外は聞きに来てくれたことはありません。私が楽しんで取り組んでいることに興味を持ってもらえないことが不満でした。
でも、そんな母が支えてくれたお陰で私はここまで生きて来れたのです。
離婚後、経済的に困窮したときはいつも助けてくれました。
子どもの教育費もたくさんたくさん助けてくれました。
でも…
今まで私も父と同じように、どれだけ罵られて来たことか…
離婚後に、好き勝手に結婚するから悪いんだと言われました。
離婚した事を責めるのならまだしも、結婚した時にまで遡ってさんざん責められました。
実は今、母とは絶縁しています。
反面教師となってくれた母には感謝しています。
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