ゲームをやりたいだけやりまくる
教育熱心で真面目な家庭ではきっと、なるべくやらせたくないと思っている事で、私が子どもの希望通りにやらせた事を書いてみます。
まずはゲームです。
お腹いっぱい、時間制限なしでやりたいだけやらせました。
当時でも、ゲームをさせる時はプレイする時間制限を設けて子どもにゲーム機を与えるようにと、世の中的には推進されていました。私は結婚してからずっと毎日、新聞を読んでいます。子育てについての情報も新聞やテレビ、本などから集めていました。
そんな私でしたがまったく躊躇なく、子どもがやりたい時にやりたいだけゲームをやらせました。
しかし、ただ子どもにゲームをやらせるのではなく、ロールプレイングをやっている時には、先へ進むためにはどうしたらいいのか、次のボスを倒すためにはどんな作戦でいったら勝てるのか、母親の私も一緒になって攻略本を見ながら考え、マリオで子どもがクリア出来ない所があると言えば、私が頑張って大人の実力でクリアして先へ進ませたりしていました。単純に私も一緒に楽しみたかったし、一緒に楽しむ事が大切だと考えていたからです。
でも、私の大人の実力が活躍したのは子どもたちが小さいうちだけで、小学校高学年になる頃には子どもの実力の方が勝っていたので私の出番はなくなりました。
時間制限しないでやらせたお陰で、見事に、新聞やテレビで警告されている通りに三男は眠れなくなったことがあります。寝ようとしても戦いのゲームが頭の中に現れて眠れなかったようです。
あぁやっぱりやらせて良かった!と、私はこの時も思っています。
この出来事のお陰で三人とも寝る前にずーっとゲームをすることはなくなりました。
寝る前にゲームを長時間したらダメだと口で言ったって、言われた本人たちがその意味を理解していなければ、ただ強制されたと思うだけです。口頭でどうして寝る前にゲームをしたら悪いのか理論を説明したって、身をもって体験しなければ習得できないと私は考えたからです。
ゲームを時間制限なしでやらせはしましたが、お金には制限があるので、欲しがるだけ買い与えることはできませんでしたし、しませんでした。
こうしてやりたい時期に大満足するまでゲームをして育った子どもたちは、大人になった今、まったくゲームに興味もなくやりません。
やりたい欲求は完全消化されたのでしょう。
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